丁寧な暮らし風の暮らし

もっと上手に野菜を取りたいなと思って先週から味噌汁を作り始めた。味噌を買うのは大学1年生ぶり。当時は味噌汁に出汁を入れるということを知らずに作ってしまい、味のない味噌汁を産み出してそれ以来作っていなかった。なので味噌汁を飲むのに適した器が我が家にはなく、味噌汁を作り始めてからの数日間はローソンのキャンペーンでもらったリラックマのどんぶりで飲んでいた。

それから無印で漆器の汁椀を買って、味噌汁は一段と美味しくなった。味噌汁を導入すると今まで一菜をお腹ぱんぱんになるまで食べるわんぱく生活だったのが、一汁一菜の腹八分目で食事が終わるお上品な食生活に変わった。それに加え漆器はなるべく長い時間、水につけとかない方がいいみたいなので、食後すぐ洗い物をするようになった。これが丁寧な暮らしか、と思った。

無印で汁椀を買ったときにお香も買ってみた。中高の1番お香に憧れる時期にお香に手を出さなかったのでドキドキした。いろいろ種類はあったんだけど金木犀の香りを選んだ。理由は秋になると「金木犀の香りがする〜」って言う人がいるけど、おれは金木犀の香りがどんな香りなのかイマイチ理解できないからだ。お香のある生活もすっかり馴染んで、1日1本は必ず焚いちゃうぐらいハマっている。でも我が家にはライターもマッチもないので、ガスコンロで火をつけている。丁寧な暮らしは程遠い。