メンタルが強いとはどういうことなのか

月曜から夜ふかしで「生まれた日にちでわかるメンタル強いランキング」という企画が行われていた。番組は見てなかったんだけどツイッターでこのランキングを知り、彼女が1位のグループに入っていたのでツイートのリンクを送りつけた。その後2人で、でもメンタルが強いってどういうことだろうね〜なんて話をしながら考えていたらメンタルが強いとはどういうことか分からなくなってきた。

メンタルが強いという言葉は打たれ強いとか何があってもヘコまなとか、そういう意味で使われる印象が強いんだけど、それはいいことなんだろうか？打たれ強かったり何があってもヘコまない人を頭で思い描くと、どうしても人の話を聞いてない人だったり皮肉を理解できてないティモンディ高岸みたいな人が現れる。ティモンディ高岸みたいな人はメンタルが強いというより元気でポジティブな人って感じだし、ちょっと違う気がする。あと、本当はダメージを受けているけど表に出さない人は、メンタルが強いというより我慢強い人だし、我慢しているということはメンタル自体は弱いということになると思う。逆にダメージを受けて人に甘えたり助けを求められる人の方が、相手にどう思われるか・迷惑ではないかという邪念を振り払い救難信号を出せるという点においてはメンタルが強いと言えるかもしれない（意地悪な書き方したけど友人たちにはどんどん救難信号を出してほしいと思ってるよ！）。考えれば考える程、メンタルが強いという言葉が厚顔無恥の類語として自分の中に登録されようとしている……

最後に、番組で1位から最下位の9位までについてた説明文を読み解くことでメンタルが強いとは何なのか分かるかと思いきや、やっぱり分からなかった。

1位：強さとしなやかさを兼ね備え、アグレッシブにまた臨機応変に自分の志を貫く

2位：誰のことも受け入れられる器が大きいメンタル

3位：なんでもポジティブに過ごせるお気楽メンタル

4位：倒れてもすぐに起き上がれるネバーギブアップタイプ

5位：あえて苦難に立ち向かうが忍耐強くはなくストレスを溜めやすい

6位：孤独に強いが強調生に欠ける弱メンタル

7位：危機的状況に陥ると揺らぐ弱メンタル

8位：孤独に弱い自暴自棄メンタル

9位：感受性が強く繊細すぎるメンタル